お知らせ
ガラスコーティング専門店とガソリンスタンドコーティング違い。
ガラスコーティング専門店は車の塗装色に合わせて、超撥水、撥水、低撥水、親水、滑水、疎水と多数の中からの選択が可能ですが、ガソリンスタンドコーティングはポリマーや撥水系ガラスコーティングが多いように思われます。 特に撥水系が悪いわけではなく、塗装色や保管場所によっては撥水ではなく、親水系のガラスコーティングの場合のほうが最適な場合があります。 例として、車の塗装色が黒で保管場所が屋外、洗車が苦手となると撥水系ではイオンデポジットやウォータースポットの原因になります。 確かに撥水系のガラスコーティングは水玉がコロコロと流れ落ちるので、見ていて気持ちの良いものですが、御客様の車の塗装色や保管状況や普段のメンテナンス方法をヒアリングした上で選択するのが良いでしょう。
車の塗装色にあったガラスコーティング・カーコーティングを選択するには?
長所:親水、滑水、疎水よりも撥水は硬さがあり、擦りキズが非常に少なく、耐スクラッチ性に優れている。 塗装色そのままの透明感を出してくれる。
短所:撥水角が大きいので、ウォータースポットやイオンデポジットになりやすい。 洗車嫌いの方には向いていません。
向いている塗装色:白やシルバー系
向いていない塗装色:黒や濃紺者
ガラスコーティング 撥水動画
※親水型ガラスコーティングの長所と短所
長所:汚れが付いても目立ちにくく、洗車をあまりしなくても「なんとなくキレイ」といった状態を保てる。 水玉にならないので、イオンデポジットやウォータースポットになりにくい。
短所:汚れが蓄積されやすい。 黒い塗装色の車だと、さほど問題はないが、白系色の車だと黄ばんでくる。
向いている塗装色:黒や濃紺者
向いていない塗装色:白やシルバー系
ガラスコーティング 親水 動画
※滑水型ガラスコーティングの長所と短所
長所:撥水角は撥水よりも小さいのでウォータースポットやイオンデポジットになりにくい。 硬さは色々なコーティング剤の中でも中位ぐらい。 全ての塗装色に向いている。
短所:全ての性能が普通ですが、コーテイング自体の持続性がない。
向いている塗装色:全塗装色
向いていない塗装色:―
※疎水型ガラスコーティングの長所と短所
長所:ボディに水が残りにくいため、水滴の乾燥途中に発生するウォータースポットや水アカ・汚れの固着を防止。 防汚性能に優れている。 塗装色そのままの透明感を出してくれる。
短所:あまり疎水にならない。 超高硬度(鉛筆硬度9H)とあるが、実際は5h位。 2013年の新商品で私自身、疑問を感じている。
向いている塗装色:全塗装色
向いていない塗装色:―
車ガラスコーティング専門店とガソリンスタンドコーティング店の磨きの違い
最近ではシングルポリッシャーを使えない磨き屋さんも多いと聞きます。特にガソリンスタンドの雇用形態から言っても経験が少なくリスクから考えてもダブルアクションポリッシャーが多くなっております。 本格的な磨きはポリッシャーを回すと研磨熱が発生するシングルポリッシャーを使用しなければなりません。ウレタンバフとの組み合わせはバフの接触面積が多くなるため一箇所にとどまることにより80℃くらいはすぐに達します。 塗装の耐熱温度は70℃と聞きました。また塗装が軟化し始める温度は40℃後半です。 上記のような条件からもある程度の研磨熱を与える技術がなければ、本当の研磨作業は行えません。
※シングルポリッシャーは研磨能力としてはもっとも高く、洗車傷のひどい塗装面や荒れている塗装面の修正にはもっとも適したポリッシャーです。
※ダブルアクションポリッシャーは回転運動に加えて同時に上下運動(振動)を加え、2つの運動を融合させることによって単純な回転運動ではなく複合回転運動をします。このためバフ目がつきにくく、ムラがない仕上がりになるのがダブルアクションポリッシャーの利点です。
※ ランダムアクションサンダーはほぼ研磨力はなく、鏡面仕上げなどの最終仕上げで使用しますが、最近はほぼ使用しておりません。
※オービタルサンダーは「輪ジミ」や「雨染み」、爪が引っ掛かる傷のときに使用します。シングルポリッシャーよるウールバフでの磨きよりも危険なイメージがありますが、シングルポリッシャーよりも安全です。
ポリッシャーの動作形態による機能性の違い
シングルアクション
研磨力:☆☆☆ 仕上り:☆ 作業性:☆
■ コンパウンド使用での主な用途
キズ取り研磨から一般仕上げまで キズ取りの研磨から仕上げ研磨までディテーリング作業の中では最も一般的に使用されています。濃色車等の最終仕上げには、バフ目やオーロラマークが残りやすく、やや難があります。
ギアアクション
研磨力:☆☆ 仕上り:☆☆☆ 作業性:☆☆
■ コンパウンド使用での主な用途
軽度の研磨と最終仕上げ シングルとダブルの中間的な作用で、濃色車等のデリケートな仕上げに適しています。適度なトルクと非正回転によりバフ目やオーロラが残りにくいのが特長です。
デュアルアクション
研磨力:☆ 仕上り:☆☆ 作業性:☆☆☆
■ コンパウンド使用での主な用途
軽度の研磨と最終仕上げ
初年度登録が3月で約4か月しか経過しておりませんが、下記の画像のように傷だらけであり、磨き作業は結構大変です…
今回のコンパウンドはKATANA NANO(細目〜極超微粒子)でポリッシャーを回転数1000rpm前後で40秒程回すと下記の画像ぐらい傷が目立たなくなります。 そのあとKATANA FX (超微粒子)で完全に傷を消していきます。
上記の画像のような磨きはシングルポリッシャーとダブルアクションポリッシャーの組み合わせが必要になります。
ガラスコーティング種類
まずは高分子シランガラスコーティングに属するガラスコーティングから説明します。 ECHELON new version
ガラスコーティング「ECHELON new version」が高分子シランガラスコーティングのペルヒドロポリシラザンという成分になり、比較的古く実用化されていたガラスコーティングになります。 特徴として高硬度(鉛筆硬度9h、実際は6h位)であるが、クラック発生を回避するため、膜厚が極端に薄く、微細な擦過キズにも弱い。 ※但し、ガラスコーティング「ECHELON new version」はペルヒドロポリシラザンの上にアクアミカを塗布する為、シリカガラスになるので親水ガラスコーティングの中では最強です。 塗装色としては黒系色に向いています。
ハイモースコート
ECHELON Zen-Xero
ECHELON 1043NANO-FIL
上記のガラスコーティング「ハイモースコート」、「ECHELON Zen-Xero」、「ニューリアルガラスコート」、「ECHELON 1043NANO-FIL」は高分子シランガラスコーティングの中のオルガノポリシロキサンという成分になり、特徴としては硬度調整が可能で柔軟性との最適化が可能となりました。 それぞれのガラスコーティング違いを説明しますと、ガラスコーティング「ハイモースコート」、「ECHELON Zen-Xero」、「ニューリアルガラスコート」との成分はポリシラザンという成分は同じですが、鉛筆硬度で表す硬さに違いがあります。 「ハイモースコート」、「ECHELON Zen-Xero」は鉛筆硬度7h 「ニューリアルガラスコート」は鉛筆硬度3h 日本車のディーラーガラスコーティングの成分は「ニューリアルガラスコート」と同等レベルのものが多いでしょう。 これらのガラスコーティングは白系色の車には向いておりますが、黒系色の車に施工するとウォータースポットの原因になります。 また、今現在の車の塗装は昔よりも硬くなっており鉛筆硬度で表すと2h~4hあり、ガラスコーティングは車の艶出しではなく、塗装の保護になりますので塗装よりも柔らかいガラスコーティングをしても塗装の保護にはなりません。 車の塗装が鉛筆硬度2h~4hですのでガラスコーティングの硬さは5h以上欲しいところでしょう。 ガラスコーティング「ECHELON 1043NANO-FIL」は高分子シランガラスコーティングの中のシリコーンというメチルシロキサン樹脂に該当します。 「ECHELON 1043NANO-FIL」の成分は外国車のガラスコーティングに多くみられます。 「ハイモースコート」、「ECHELON Zen-Xero」、「ニューリアルガラスコート」はかなり高い撥水なのでウォータースポットの問題が含まれておりましたが、「ECHELON 1043NANO-FIL」はその問題を滑水という撥水角を抑えてウォータースポットをなりにくくしている商品になります。 「ECHELON 1043NANO-FIL」の撥水角でも塗装色が黒系色ですと、まだまだウォータースポットの解消にはなりません。 鉛筆硬度は5h位でしょうか。 最後に低分子シランガラスコーティングの説明です。
従来のガラスコーティングとは違う硬く、しなやかな最強無機質ガラスコーティング ガラスだから硬いのは当たり前、衝撃や湾曲などのストレスによるひび割れが発生しにくい柔軟性を持たせました。 柔軟性が(硬いだけより)耐傷性を高めます。また、酸化劣化しないことと合わせ、将来の剥がれ、ひび割れ等の弊害に対する心配ををゼロにします。 ドゥレッザ ガラスコーティングは単一成分98%の高密度ガラスコーティングです。限りなく無機質に近いコーティング剤ですが2%のアルコキシドを混合する事により3~4ミクロン(通常のガラスコーティングは0,3ミクロン~1ミクロン以下)の甲膜厚を実現しました。また硬度7hの高度を持ちながら高膜厚のコーティング剤でもあり非常にバランスのとれた撥水角100℃を超えた撥水性ガラスコーティング剤です。 衝撃や湾曲などのストレスによるひび割れが発生しにくいガラスコーティングでは最高硬度の7h! セラミックガラスコーティングのように9hなど硬さが増すほどクラックが発生しやすくなります。 このため弊社のガラスコーティング剤では、多少の柔軟性を持たせて、あえて鉛筆硬度9Hとはせずに7H前後に調整して、クラックの発生を防いでいます。 ※ペルヒドロポリシラザンは高硬度9hであるが、クラック発生を防ぐため膜厚は薄く、意外にも微細な擦過キズにも弱く、膜厚をあげるために何層にもコーティングを施工すると剥離する。 ディーラーガラスコーティングは殆どがオルガノポリシロキサンを使用しており高分子の為、定着性が粘着テープのような定着性の為、柔軟性はあるが硬度が3h位しかなく耐久性も実際は1年半位。 弊社ガラスコーティングは低分子シランガラスコーティングの為、高硬度7h~8hであるが柔軟性があるためクラックしづらく、また、低分子のため塗装面の微細な凹凸に浸透しやすく、強靭な密着力が違う。
他社で完全無機質でガラスが完全に固まるぐらいの硬化で3μ以上の膜厚になれば劣化します。
上記のような硬化が塗装のうえで定着するとは考えづらい。
薄いプロテクションフィルムにドゥレッザ ガラスコーティングを実験の為、厚塗りしました。
ドゥレッザ ガラスコーティングを塗ったプロテクションフィルムを指で曲げても、ひび割れしません。
通常のガラスコーティングですと、数μでもここまで曲げるとひび割れしますが、ドゥレッザ ガラスコーティングは低分子の為、膜厚が厚く、そして硬くても衝撃や湾曲などのストレスにも強い。
硬度とクラック
硬度が硬いほど良いと言われるガラスコーティング商品やサービスがありますが、ガラスコーティングは化学合成品であるため、被膜の硬さが増すほどに脆く壊れやすくなり、「クラック」と呼ばれる微細なひび割れ損傷が発生しやすくなります。 クラックは硬化の過程や使用中の物理的化学的刺激などより発生し、見た目の「クスミ・濁り」になったり、「被膜が剥がれ落ちやすくなる」ことの弊害の原因になります。 今の技術で作ることができるガラスコーティング(非晶質ガラス)は、鉛筆硬度9H程度が最高硬度となりますが、コップや窓ガラスなどの厚みのあるものと比べて、ミクロン(μm)単位の被膜では硬さゆえの脆さの影響が大きくなります。 クラック発生を回避するためには、少し粘り気を持たせる必要があり、6H~8H程度の硬度が最適であると考えます。
膜厚と硬度
膜厚はある程度厚い方が良いと思います。しかし硬度が同じ場合被膜が厚くなるほどクラックが発生しやすくなりますので、上記のような若干の粘り気のある6H~8H程度のガラスコーティングでは2~4μm前後の膜厚が、微細な傷からの保護という意味でもバランスが良いのではないかと考えます。 硬度が同じ場合は、膜厚が厚くなるほどクラックが発生しやすくなるため、硬度9H程度のガラスコーティングでは0.5μm~1μm程度の薄い膜にしないと、クラックの発生が問題になります。 このように余りにも薄い被膜では、摩耗や微細傷も塗装まで達してしまう可能性が高まります。 セラミックガラスコーティング9hなどの2層、3層、10層などは層が多ければ多いほどクラックします。セラミックガラスコーティングは塗装の密着ができないのでバインダーで接着しなければならない程、塗装の密着ができないはずです。 下記は研究所の多層コーティングの弊害が記載されてます。
High hardness flexibility 3D 高硬度柔軟性3Dネットワーク構造被膜
従来の3Dネットワーク構造被膜ですと硬度5hで耐久性は1年半ぐらいでしたが、低分子シランは硬度7h以上で長期耐久を実現しました。
No machine quality moths La scan the membrane 無 機 質 ガ ラ ス 被 膜
無機ガラス主鎖+有機官能基側鎖構造:酸による腐⾷や撥水・低撥水にもかかわらず無機汚れ(ウォータースポット・イオンデポジット)固着し難い。 低分子のため高濃度無溶剤化により高密度化ができる。このため汚れがつきにくく、汚れを落としやすい皮膜を形成できる。 従来のガラスコーティングは塗装色により撥水や親水の選択が必要であったが撥水角も100℃以上でもウォータースポット・イオンデポジットも低減できます。 有機質ヨゴレと結合しにくいので、ピッチ・タールなどの油類、無視やのフン・あか、チリやホコリなどが付着しにくく、水洗いで簡単に落とせる。 耐紫外線性、耐熱性、耐油性、耐水性、耐薬品性が高く塗装面を強靭に期間保護する。
ドゥレッザ ガラスコーティング 撥水動画
Thickness コーティング剤膜厚
低分子だから実現できる1層塗りでも3μ以上 多層でも20μも可能。 通常のガラスコーティングですと、高分子ペルヒドロポリシラザンですと硬度が9hにはできますが、1μ以下なのでクラックしやすく、オルガノポリシロキサンは硬度も膜厚もない。硬度9hを高膜厚にすると柔軟性がないため劣化します。
Quality クオリティー
ドゥレッザ ガラスコーティングは外国製原料ではなく、現在世界最高の機能や性能と安定した品質を誇る日本製低分子シランを原料として、自動車塗装や建築内外装向けのガラスコーティング剤として求められる「耐久性・防汚性・施工性・光沢美観・メンテナンス性」を追求。 アルコール系溶媒なので、塗装面・人体・環境に優しい。
ガラスコーティングの選択の結論
最後に難しいことは説明しませんが、完璧なガラスコーティングは存在しませんし、それぞれ一長一短あります。 御客様の好みもあるとは思いますが、私自身、色々な車を見てきた結果、白系色の車はガラスコーティング「Hardness7」塗装色が黒系色ですと「ECHELON new version」が今のところ最善ではないかと思います。
ガラスコーティング・カーコーティング・ボディーコーティング ご来店の多いエリア:
東京都 千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区、八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、調布市、町田市、狛江市、千葉県、埼玉県 神奈川県 川崎市、横浜市、厚木市、綾瀬市、伊勢原市、海老名市、小田原市、鎌倉市、相模原市、寒川町、座間市、逗子市、茅ヶ崎市、秦野市、葉山町、平塚市、三浦市、南足柄市、大和市、横須賀市、藤沢市、四日市、埼玉県、茨城県、千葉県、秋田県