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2021-09-17
フロントガラスにカーフィルムを施工する為に必要なフィルムの透過率
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フロントガラスにカーフィルムを施工する為に必要なフィルムの透過率

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道路運送車両の保安基準29条他(道路運送車両法 道路交通法)によると運転席ガラス・助手席ガラス・フロントガラスは、フィルム施工後に透明で可視光線透過率70%以上なら施工可能になります。

下記のURLは道路運送車両の保安基準になります。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_000007.html

但し、ディーラー及び陸運支局の検査員によっては検査基準のクリアにも関わらず、フィルムがガラスに貼ってあるだけでNGということもありますので注意が必要になります。

私見ではありますが、道路運送車両の保安基準という法があり、明確な可視光線透過率70%以上という基準があるにも関わらず、フィルムが貼ってあるだけでNGは逆に法の無視かと思われます。

ゴーストフィルム スパッタフィルムは可視光線透過率70%以上クリアなるか?

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上記画像はゴーストフィルム、スパッタフィルムのイメージになります。
見た感じですと、こんなカラーフィルムであれば絶対に可視光線透過率70%以上は不可能ではないかと感じる方も多いはずです。
ですが、フィルムの種類によっては数値上クリアするものもございますので全てではありませんが、種類ごとに説明していきます。
説明にあたり、下記の計測器で左側数値順にVLT(透過率)、UVR(UVカット率)、IRR(断熱率)を測定します。
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通常、フロントガラスの透過率は国産車で76~80%、運転席・助手席のドアガラスの透過率は73%位になります。
運転席・助手席のドアガラスの透過率がフロントガラスより低いのは若干、運転席・助手席のドアガラスはフロントガラスよりも金色がかっており、これはガラスにコート剤(ドブ付け)されているので透過率が低くなります。
このコート剤の影響により、2~3年位経過すると平均で2%位、ガラス自体の透過率がダウンします。

次に外国車ですが、近年はメルセデス・ベンツは外国車でありながら日本のガラスを採用しておりますので、透過率の内容はほぼ国産車と同様です。
BMWで説明致しますと、は全てではありませんが、中国製のFUYAOを採用している車種が多く、このガラスはフロントガラスは自社測定値で平均80%位あり、運転席・助手席のドアガラス平均で透過率が78%位になるので、BMWは車種にもよりますが、貼れるフィルムの車種が多くなります。

メーカー別の透過率は下記のURLをクリックしてください。
メーカー別可視光線透過率一覧

シルフィード FGR-500

FGR-500

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上記、画像はFGR-500になります。

今後、UVカット率は殆どのフィルムで99%ですので割愛させていただきますが、UVカットというのは日焼けやインテリアの色褪せを防ぐ数値になり、UVRは99,9%ですので、ほぼ日焼けはしません。

次にVLT(透過率)になりますが、85,5になっておりますが、この数値はフィルムにセパレーターが付着した状態ですので、本来は89%になります。

VLT(透過率)が89%ですとフロントガラスや運転席・助手席のガラスに施工した際、1%しかダウンしないのと、国産車のフロントガラス透過率76~80%、運転席・助手席のドアガラスの透過率は73%ですので、安基準29条他(道路運送車両法 道路交通法)可視光線透過率70%以上はクリアになります。

IRR(断熱率)は62,3%になり、温度で表現しますと車内温度は11℃位変化致します。

スパッタゴールド80

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VLT(透過率)になりますが、75,8になっておりますが、この数値はフィルムにセパレーターが付着した状態ですので、本来は80%になります。

皆さんは透過率が80%であれば、単純に安基準29条他(道路運送車両法 道路交通法)可視光線透過率70%以上はクリアになると思いがちですが、透過率80%という数値はフロントガラスや運転席に施工後、透過率が9%位ダウンしますので、国産車ですとフロントガラス、運転席・助手席ともに施工は不可能になります。

フロントガラスのみですと外国車の透過率の高いものであれば施工可能かもしれません。

基本、展示カーやデモカー用の施工に限ります。

IRR(断熱率)は52.8%になり、温度で表現しますと車内温度は9℃位変化致します。

GHOST2 NEO(ゴースト2 ネオ) オーロラ79

GHOST2 NEO(ゴースト2 ネオ) オーロラ79

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VLT(透過率)になりますが、82.2になっておりますが、この数値はフィルムにセパレーターが付着した状態ですので、本来は85~86%になります。

透過率が85%ですと、フロントガラスや運転席に施工後、透過率が4%位ダウンしますので、国産車ですと、フロントガラスは可視光線透過率70%以上ギリギリですが、運転席・助手席はほぼ不合格になるでしょう。

BMWで説明致しますと、は全てではありませんが、中国製のFUYAOを採用している車種が多く、このガラスはフロントガラスは自社測定値で平均80%位あり、運転席・助手席のドアガラス平均で透過率が78%位になるので、可視光線透過率70%以上ギリギリ合格というところでしょうか。

IRR(断熱率)は12.2%になり、温度で表現しますと車内温度はほぼ変化致しません。

SHINE GHOST(シャインゴースト) プリズム97

SHINE GHOST(シャインゴースト) プリズム97

SHINE GHOST(シャインゴースト) プリズム97

VLT(透過率)になりますが、86.9になっておりますが、この数値はフィルムにセパレーターが付着した状態ですので、本来は92~93%になります。

透過率が92%ですと、フロントガラスや運転席に施工後、透過率がほぼダウンしませんので、国産車、外国車全てに施工可能になります。(※陸運支局の検査を保証するものではございません)

IRR(断熱率)は10.7%になり、温度で表現しますと車内温度はほぼ変化致しません。

SILENT GHOST(サイレントゴースト) オーロラ85

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VLT(透過率)になりますが、85,5になっておりますが、この数値はフィルムにセパレーターが付着した状態ですので、本来は89%になります。

VLT(透過率)が89%ですとフロントガラスや運転席・助手席のガラスに施工した際、1%しかダウンしないのと、国産車のフロントガラス透過率76~80%、運転席・助手席のドアガラスの透過率は73%ですので、安基準29条他(道路運送車両法 道路交通法)可視光線透過率70%以上はクリアになります。

IRR(断熱率)は11.3%になり、温度で表現しますと車内温度はほぼ変化致しません。

XENON2 GHOST(ゼノンII) オーロラ84

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VLT(透過率)になりますが、85,2になっておりますが、この数値はフィルムにセパレーターが付着した状態ですので、本来は89%になります。

VLT(透過率)が89%ですとフロントガラスや運転席・助手席のガラスに施工した際、1%しかダウンしないのと、国産車のフロントガラス透過率76~80%、運転席・助手席のドアガラスの透過率は73%ですので、安基準29条他(道路運送車両法 道路交通法)可視光線透過率70%以上はクリアになります。

IRR(断熱率)は10.5%になり、温度で表現しますと車内温度はほぼ変化致しません。

AR90(ROSE) ローズ ゴースト

AR90(ROSE) ローズ ゴースト

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VLT(透過率)になりますが、87.2になっておりますが、この数値はフィルムにセパレーターが付着した状態ですので、本来は91~92%になります。

透過率が91%ですと、フロントガラスや運転席に施工後、透過率がほぼダウンしませんので、国産車、外国車全てに施工可能になります。(※陸運支局の検査を保証するものではございません)

IRR(断熱率)は10.3%になり、温度で表現しますと車内温度はほぼ変化致しません。

FUNKY GHOST(ファンキーゴースト) プリズム99

FUNKY GHOST(ファンキーゴースト) プリズム99

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VLT(透過率)になりますが、84.4になっておりますが、この数値はフィルムにセパレーターが付着した状態ですので、本来は88~89%になります。

VLT(透過率)が89%ですとフロントガラスや運転席・助手席のガラスに施工した際、1%しかダウンしないのと、国産車のフロントガラス透過率76~80%、運転席・助手席のドアガラスの透過率は73%ですので、安基準29条他(道路運送車両法 道路交通法)可視光線透過率70%以上はクリアになります。

IRR(断熱率)は11.7%になり、温度で表現しますと車内温度はほぼ変化致しません。

※上記、文章の数値は弊社、測定ですので可視光線透過率70%以上を保証するものではございません。

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